アプリリリース
SNSには既に書いていたんですが、Smart Poster Checkerというアプリをリリースしました。
どういうアプリなの?
AndroidでURLの書かれたNFCタグを読み込んだ時に、いきなりブラウザでサイトを開かずに、表示しても良いか確認するダイアログを表示するだけのシンプルなアプリです。
シンプルで、容量もほとんど食わないのでNFC搭載のAndroid端末をお使いの方は入れていただけると嬉しいです。
AndroidとURLのNFCタグ
AndroidではNDEFでURLの書かれたNFCタグを読み込んだ時、ブラウザでそのURLを開きます。
確認用のダイアログは出ないため、ボタン等に触る必要はありません。
この挙動はNFCの気軽さを体感できるため、僕は非常に好きです。
が、様々な問題があります(と、言われています)。
問題?
- どのサイトを開いてしまうのかユーザが予想できないため、ブラクラやエロサイトの書かれたNFCタグを読み込んでも否応なく開いてしまう
- ロックが外れていれば常に読み込み状態にあるため、意図せぬタイミングでNFCタグを読み込んでしまう
- スマートポスターやかざしてリンクのタグを、フィッシングサイトやブラクラ、エロサイトにすり替えられた場合(NFCタグの書き換えと、NFCタグ自体の貼替えの可能性があります)、非常に回避しにくいです(このイタズラ流行りそうですね)
これらの問題は度々指摘されており、最近もブログなどで取り上げられ話題になっています。
僕はこの挙動が好きなんですが、それでも鬱陶しく感じることがあります。
僕の身の回りにはURLの書かれたNFCタグがたくさんあるため、デスクの上に端末を置いた際に、意図せずサイトを開いてしまうことが多々有り、ちょっと鬱陶しいなと思っていました。
また、スマートポスターをイベントなどで見かけた場合、NFC TagInfoなどのアプリでタグの中身を一度確認してからブラウザで開いています。
これは単純にタグの種類や、NDEFの構造が気になるのと、変なサイトを開きたくないという気持ちが半々くらいです。
短縮URLも似てるよね
どんなサイトを開いてしまうのかURLから予想できないもどかしい気持ちを、SNSでよく感じることがあります。
短縮URLです。
非常に便利だと思うのですが、どんなURLが短縮されているのかわからず、結構抵抗感があります。まあ、短縮サービスの方である程度精査していると思うんですけど
Androidのいいところはこういうちょっとしたことでもアプリを誰かが公開してくれているところです
僕はURL Expandroidを使って、短縮URLを精査しています。
このアプリは、短縮URLをブラウザで開こうとした時に、短縮URLの接続先をダイアログで表示してくれます。
ライトな作りで気に入っています。
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URL Expandroidの画面 |
欲しかったので作った
URL Expandroidと同じ様な、ライトで簡単なNFCタグのURLを確認するツールがほしいと思いました。
欲しいと思ったら作れるのがAndroidのいいところです。
Smart Poster Checkerをちゃちゃっと作ってリリースしました。
URLを見て、見たいサイトかどうか判断しないといけないのですが、それはまあ普通にWebサイトを見ている時も同じでしょう。
NFCタグを読み込むつもりがないのに読み込んでしまった場合にはこれで対処できると思います。
アプリ作って思った
アプリってアイコンと名前が重要なんですよね。
今回はアイコンも名前も適当になってしまいました。
名前はこのままで通そうと思うのですが、アイコンはそのうち変えたいです。
あと、やっぱりDeveloper Console楽しいですね。
どんな方々にどれくらいインストールされているのかわかるので、これだけでアプリ開発者のモチベーションになるんじゃないでしょうか。
これだけじゃ十分じゃない
ちなみに、NFCタグに書かれていて、Androidが勝手に処理してしまうのはURLだけではありません。
最近では名刺にvCardが書かれたNFCタグを張っている人もいます。
これがまた結構辛くて、誤って読み込んでしまうと、誤って読み込んだ回数だけ連絡先にこのvCardが追加されてしまいます。(と、お世話になっている人が苦しんでいましたw)
このあたりも何とかしていきたいですね。